トップ > タニサケの取り組み > フレッシュタニサケ

日本で唯一!有料の社内報を毎月刊行しています。

社内報「フレッシュタニサケ」

 タニサケの社内報「フレッシュタニサケ」は、1989年8月から毎月発行しています。以来一度も休まず長年続いている社内報です。

「フレッシュタニサケ」最新号【2021年1月号】

十月二十日の朝礼にて、令和二年度の年間改善提案優秀者の発表と表彰がありました。  最優秀賞は... (続きはこちら

 フレッシュタニサケは次のようなこだわりを持って発行しています。

1、発刊日厳守! 毎月発刊予定日前日までにお届けします。
2、人生応援! 人生や経営のヒントになるものを
3、記事は明るい話題のみ! 積極的で前向きな紙面を心掛けています。写真は笑顔で
4、誤字・脱字はない日本語で! 誤字・脱字は「タニサケの恥」、外来語は極力不使用
5、日本で唯一!有料の社内報! 全国各地に読者がいらっしゃいます。

会長のひとり言 (フレッシュタニサケ 2021年1月号から抜粋)

母よりの年賀状 [今から63年前のことです]

 天草の正月もまた、母を通じて、私の心の中に一つの風景を残している。それは、私が中学3年生で、高校受験を間近に控えた頃のことで、私は先生の勧(すす)めもあって、他の二人の友人と共に、天草島(あまくさじま)を離れ、熊本市内の高校を受験することを目標にがんばっていた。
 市内の高校に行くことになれば、下宿が必要で、そのために要する費用は大変なものであった。8人の子供を抱(かか)えた五反農家の父母には、到底(とうてい)そのような余裕などなかったのである。それでも父母は何とかして、私を希望通りの高校に進学させようと、いろいろ努力したようであるが、やはり、無理だったのである。12月のある寒い夜、父は私を囲炉裏(いろり)の端(はし)に座(すわ)らせ、市内の高校をあきらめて、地元の高校に進学してほしいと言った。私は、泣きながら父の「甲斐性(かいしょう)の無さ」を大声でののしった。
 日頃、厳しい父も、その時は無言で何かをかみしめているようであった。母は何かを頼(たの)むような目で私をじっと見つめ、その目には涙が光っていた。しかし、私は、消えかけた囲炉裏の火を見つめながら、父母をののしり続けたのであった。
 勉強もせず、家族にも口をきかない日が続いて、そのため、家の中は毎日、何となく重苦しい日が続いていた。そして、年が明け、元旦となった。私は、家族全員で毎年行う初詣(はつもうで)にも参加せず、一人で布団(ふとん)をかぶって寝ていたのであった。
 朝、目を覚(さ)ますと、枕元に5、6枚の年賀状が置いてあった。私は床の中で何気(なにげ)なくそれを手にし、たいした感情もなく、1枚ずつそれをめくっていった。
 しかし、最後の1枚を読みながら、私は驚いた。それは、およそ、年賀状らしくない長々しいものであり、鉛筆書きで、ところどころ、なめたらしい濃い部分が残りカタカナまじりで書かれていた。差出人の名前はなかったが、私にはそれが、同じ家に住む母からのものであることは、すぐに分かった。
 「お前に、明けましておめでとうと言うのはつらい。でも、母さんはお前が元旦に、みんなの前で笑いながら、おめでとうと言ってくれる夢を何回も見ました。母さんは、小さい頃、お前が泣き出すと、子守唄(こもりうた)を唄(うた)って泣き止(や)ませましたが、今はもうお前に唄ってやる子守唄もないので、本当に困っています。今度は、お前が母さんに親守唄を唄ってほしい」。
 14歳の私は、元旦の床の中で声をあげて泣いた。それは、中学3年生の反抗期の私に対する母の心からの子守唄であったのである。(以下略)
(㈱イエローハット創業者、鍵山秀三郎さんからお聞きした荒木忠夫さんのお話です)

松岡 浩  




社内報のご購読をご希望の方

ご希望の方は、下記代金をお支払いください。受付後1年間、毎月社内報をお送りします。

ご注文方法

年間購読料 1部  1,500円(1冊あたり 125円/月)
3部 2,000円(1冊あたり 56円/月)
5部 2,500円(1冊あたり 42円/月)
10部 5,000円(1冊あたり 42円/月)
20部 10,000円(1冊あたり 42円/月)
お支払い方法 現金書留または、郵便振込
お振込先 郵便口座   00810-5 17193 ㈱タニサケ
*窓口の払込取扱票にてお振り込みください。
*払込取扱票の通信欄に”社内報購読希望”とご希望の部数をご記入ください。
お問合せ 0585-45-8555(総務部まで)